略歴

農業土木(かんがい)技術者として、農林水産省に勤務した後、水管理の専門家として国連食糧農業機関の水・土地資源部において勤務。
1994年から近畿大学に勤務、現在に至る。

国際灌漑排水委員会 歴史部会 部会長(
2002-2009)、国際水管理研究所(IWMI)の理事および理事長(2002年―2008年)、農業農村工学会、国際水田・水環境工学会、日本国際地域学会等の役員・会員、JICA, JIRCAS等の委員会委員長、委員、NGO水と大地と緑の会 事務局長、NPO日本米炊飯協会副理事長、NPO明日香の未来を創る会 理事、りそなアジアオセアニア財団環境助成事業選考委員などを務める。

研究内容

持続可能な社会を実現するための、農業を中心とした水管理や発展途上国における農村開発、環境保全に関する研究を行っている。特に、水の循環メカニズムを明らかにすることで、持続可能な水利用を推進することや、貧困問題と環境問題のつながりを明らかにすることで、環境(特に水や土地資源)劣化の防止につながるための研究を実施している。最近は、環境影響を総合的に評価するための、ライフサイクルアセスメント(
LCA)による農業活動の分析を通じて、持続可能な農業のあり方、貿易や資源管理についても研究を進めている。

趣味マラソン、トライアスロン、田んぼづくり

モットーチャンス(Chance)、チャレンジ(Challenge)、チャリティ(Charity)をモットーに、明るく、楽しく、突っ走る!チャンスに向って、いつもあきらめずにチャレンジ、そしてやさしさ(Charity)も忘れない。